2階では成立しない。熱田区の1階路面が選ばれた理由
■名古屋市熱田区旗屋 介護用機器拠点 成約
業種:介護用機器の展示・保管
出店形態:事業拡大
エリア:名古屋市熱田区
面積:45.23㎡
物件タイプ:マンション1階・路面区画
車いすなどの介護用機器を扱う事業者様の成約事例です。
探していたのは、
- 商品を保管できる
- 車いすを展示できる
- 搬入しやすい
- 高速道路へ出やすい
事業拠点。
単なる倉庫ではなく、
展示と保管を兼ねた場所です。
■本件の結論
本件は、
「広さだけでなく、搬入動線で決まった案件」
です。
決め手は、
- 1階
- 路面区画
- 約45㎡
- 高速道路へのアクセス
- 車いすを運び込みやすい入口
事業に必要な条件との一致。
■物件の状態
前テナントは新聞店。
長く使われていた物件で、
- 壁の傷み
- 内装の劣化
- 改修が必要な状態
という課題がありました。
見た目だけでは、
選ばれにくい物件。
一方で、
- 道路から直接入れる
- 1階から搬入できる
- 店舗と倉庫の両方に使える
- 必要な面積を確保できる
という強みがありました。
■借主側の条件
事業者様は、
事業拡大に伴う新たな拠点を検討。
主な条件は、
- 名古屋市内
- 高速道路に近い
- 1階
- 車いすを搬入できる
- 展示スペースを確保できる
- 約45㎡前後
特に重要だったのが、
高速道路へのアクセス。
広域への移動を考えた立地選定です。
■なぜ、この場所だったのか
理由は2つです。
① 高速道路へのアクセス
介護用機器を運ぶため、
車での移動が前提。
必要だったのは、
- 幹線道路へ出やすい
- 高速道路の入口に近い
- 複数エリアへ移動しやすい
物流を考えた立地。
② 車いすの搬入動線
車いすは、
一般的な小型商品とは異なります。
確認が必要なのは、
- 入口の幅
- 段差
- 道路から入口までの距離
- 室内での取り回し
- 搬入車両からの動線
今回の物件は、
道路から室内までの動きが明確。
1階路面だから成立した用途です。
■物件の評価
■ 強み
- マンション1階
- 道路から直接入れる
- 車いすを搬入しやすい
- 約45㎡の専有面積
- 高速道路へ出やすい
- 展示と保管の両立が可能
■ 弱み
- 内装の傷み
- 壁の劣化
- 前テナントの使用感
- 改修が必要
ただし本件では、
内装よりも搬入動線を優先
という判断。
■判断の分岐点
進む判断になったのは、
- 1階から直接搬入できる
- 店舗入口までの動線がよい
- 車いすを室内に展示できる
- 必要な面積がある
という条件が揃ったため。
反対に、
- 2階以上
- 階段のみ
- エレベーターが小さい
- 入口が狭い
- 搬入経路に段差が多い
という物件では、
成立しにくい案件でした。
■仲介として行ったこと
事業者様から、
当社ホームページ掲載物件へのお問い合わせ。
物件探しの当初から関わりました。
今回の借主様は、
海外に本社を持つ企業の日本法人。
貸主様へ伝えた内容は、
- 会社の事業内容
- 日本国内での活動
- 取り扱う商品
- 物件の使用方法
- 展示・保管が中心であること
海外企業という情報だけでは、
使用イメージが伝わりにくい場合があります。
重要なのは、
誰が借りるかだけでなく、どう使うかの共有。
貸主様の理解を得るための説明です。
■成約に至った構造
本件が成立した理由は3つです。
① 用途が明確
- 車いすの展示
- 介護用機器の保管
- 商品の搬入・搬出
使用方法が具体的。
② 優先順位が明確
重視したのは、
- 内装の新しさではない
- 駅からの近さでもない
- 1階と搬入動線
- 高速道路へのアクセス
事業に必要な条件を優先。
③ 実際の利用を想像できた
- 車両で商品を運ぶ
- 入口から搬入
- 室内で展示・保管
- 必要に応じて搬出
一連の動きに無理がないこと。
利用イメージと物件の一致。
■重要なポイント
この案件の本質は、
「きれいな物件を選んだ」のではなく、
「事業に使える物件を選んだ」
ことです。
内装が古くても、
- 搬入しやすい
- 必要な広さがある
- 立地が用途に合う
という条件があれば、
事業用物件として活かせます。
■その後について
本物件は、
介護用機器の展示・保管拠点として活用。
一時的なアンテナショップに近い役割もあり、
現在は退去されています。
長期入居だけが、
空室活用ではありません。
必要とする期間に、
必要とする事業者が使う。
新聞店跡から、
介護用機器を届ける拠点への転換です。
■同じ用途で物件を探している方へ
この事例から分かることは3つです。
■ ① 面積だけで判断しない
同じ45㎡でも、
- 1階か2階以上か
- 入口の広さ
- 段差の有無
では、使いやすさが異なります。
面積よりも、
実際の搬入動線。
■ ② 利用場面を先に考える
確認することは、
- 何を運び込むか
- どの車両を使うか
- どこから搬入するか
- 室内でどう動かすか
- どこに保管するか
使用イメージの具体化。
正しくイメージできれば、
判断しやすくなります。
■ ③ 搬入リスクがあれば見送る
注意したい条件は、
- 入口幅が足りない
- 段差が解消できない
- 共用部を通れない
- エレベーターに入らない
- 車両を近くに寄せられない
日常的な搬入に無理がある場合、
別の物件を検討するべきです。
■物件オーナー様へ
1階の空室は、
飲食店や物販店だけのものではありません。
例えば、
- 介護用機器
- 医療関連商品
- 福祉用品
- 業務用設備
- 配送を伴う物販
- 展示と保管を兼ねる事業
などの需要があります。
今回、活かされたのは、
- 1階
- 路面
- 搬入のしやすさ
- 約45㎡の広さ
- 高速道路へのアクセス
物件が持つ実用性。
次の借主を選ぶ際は、
「何を持ち込み、どのように使うのか」
まで確認することが重要です。
空室になった際は、
借主の使用用途を具体的に把握できる不動産会社へご相談ください。
■最後に
不動産のアサミヤでは、
- 事業内容の整理
- 必要条件の確認
- 搬入動線の確認
- 物件用途の提案
- 貸主様への説明
を通じて、
名古屋の空室と、地域に根差す事業者をつなぐ
仲介を行っています。
見た目では判断されにくい空室にも、
事業者にとっての価値があります。



