赤門通りなら3階でも勝負できる|大須アパレル物販 増店事例
■名古屋市中区大須3丁目 アパレル物販 成約
業種:アパレル物販
出店形態:増店
エリア:名古屋市中区大須3丁目
面積:37.29㎡(約11.3坪)
物件タイプ:ビルイン3階
名古屋エリアでの増店を目的とした出店です。
希望エリアは大須。
ただし、大須は店舗需要が強く、
希望条件に合う空き物件が簡単には出ません。
今回の物件は3階でした。
路面ではありません。
それでも、人気通り沿いという立地があり、
検討は非常に早く進みました。
■本件の結論
本件は、
「3階だから見送る」のではなく、
「大須だから押さえる」
という判断の案件です。
理由は明確で、
大須3丁目の商業エリアに出店できる機会が限られていたため
です。
■立地評価(大須3丁目)
大須エリアは、名古屋でも特に物販と相性の良い商圏です。
特にアパレルでは、
・若年層
・ファッション感度の高い層
・目的来店
・SNS経由の来店
が見込めます。
今回の物件は3階でしたが、
人気通り沿いという点が大きな評価材料でした。
大須では、階数よりも
・どの通りか
・誰が歩くか
・ブランドと合うか
が重要になるケースがあります。
■物件の評価
本物件は以下の特徴を持ちます。
強み
・大須3丁目
・人気通り沿い
・アパレル物販と相性が良い
・希少性が高い
・増店判断に向いている立地
弱み
・3階
・専有面積は約11.3坪
・前テナントが軽飲食
・内装工事の調整が必要
特に課題となったのは床面です。
アパレル店舗として見せ方を整えるため、
床をコンクリート仕上げにしました。
ただし、退去時には再度コンクリートを壊し、
フラットな状態に戻す条件が生じました。
つまり、出店時だけでなく、
退去時の原状回復コストも見込む必要がありました。
■なぜこの物件を決められたのか
通常であれば、
・3階
・軽飲食跡
・工事費増
・退去時の原状回復リスク
は慎重に見るべき条件です。
しかし本件では、
立地の希少性がそれを上回った
という判断です。
大須で出店したい場合、
理想条件がすべて揃うまで待つと、
そもそも物件が出ない可能性があります。
今回も、判断の分岐点はシンプルでした。
大須に物件が出たこと。
そして、人気通り沿いだったこと。
この2点で判断が固まりました。
■成約に至った構造
本件が成立した理由は3つです。
① 出店目的が明確だった
名古屋エリアに店舗を増やしたい。
この目的が明確でした。
そのため、物件が出た際の判断が早くなりました。
② 優先順位が整理されていた
絶対条件は立地。
妥協した点は専有面積です。
広さよりも、
大須に出店できることを優先しました。
③ 資金面の余力があった
本件は誰にでも勧められる案件ではありません。
内装費。
原状回復。
空中階での集客設計。
これらを考えると、
一定の資金力が必要です。
資力がない場合は、
同じ条件でも見送るべきです。
■重要なポイント
この案件の本質は、
「3階でも成立した」
ではありません。
正しくは、
「大須の人気通りで、ブランド・SNS・内装設計が合えば3階でも成立する」
ということです。
空中階は簡単ではありません。
しかし、
・世界観がある
・SNSで来店動機を作れる
・目的来店を見込める
・内装に投資できる
この条件が揃う場合、
3階でも選択肢になります。
■出店を検討されている方へ
この事例から分かるのは、
大須では「待つ力」より「決める準備」が重要ということです。
特に、
・大須
・物販
・増店
・人気通り沿い
の条件では、
比較している間に機会を逃すことがあります。
ただし、無理な出店はおすすめしません。
内装費や原状回復まで含め、
資金計画が組めるかどうか。
ここが重要です。
■物件オーナー様へ
本件のように、
・大須エリア
・商業性のある立地
・物販と相性の良い建物
は、3階でも検討対象になります。
特にアパレル・古着・セレクト系は、
路面でなくても成立する場合があります。
重要なのは、
・どの業種に合うか
・どの層が来店するか
・内装投資できる借主か
を見極めることです。
空室をお持ちのオーナー様は、
業種との相性を含めた募集戦略が重要です。
■最後に
不動産のアサミヤでは、
・出店戦略の整理
・立地評価
・物件提案
・出店判断のサポート
を通じて、
経営判断としての不動産選定をお手伝いしています。
大須での出店・増店を検討されている方は、
お気軽にご相談ください。


